ココナッツチョコとヨガ 2019/2/3

アトリエカフェ岬でココナッツオイルを使ったチョコレートを作るイベントがありました。僕自身ココナッツが大好きで、最近では近所のcafe Roomで週1回はココナッツの入ったグリーンカレーを食べてます。ココナッツオイルをコーヒーに入れて飲んだりしてましたが、こちらは続かず…、いろいろ使い方を聞いてみたいなと思います。

cafe Roomの近くにcocowellというお店があって気になってました。おそらくあれはココナッツ関連商品が溢れる幸せな場所だと。

今回はそのココウェルの方とヨガで毎週利用してくれてる方の合同で初めての試みのようです。人が集まるか不安もあったとのことですが、14人とお子さん2人の満席でした。

で、僕も参加させてもらいました。

高速でココナッツオイルとココナッツシュガー溶液を混ぜましたが、乳化するのに時間がかかりました。ちょっと水分が多かったのが原因かな。

それにしても楽しそう。あまりにも変化ないので途中手伝ってもらいましたが、愛しさに手渡したくない気持ちが芽生えました。


寂しい写真になりましたが、皆さんチョコを作った後は1時間ほどサロンでヨガをしていました。

サロンの簡単な利用はアトリエカフェと同額頂いてますが、ただ今、メイン(長い時間の方)で使って頂いた空間の金額で、もう一方を1時間無料でお貸ししています。

皆さんがサロンで過ごす間にチョコを冷やしつつ、お茶の準備を手伝いました。


ちなみにこちらが僕の手作りチョコです。時期的にバレンタイン前ですが、全部自分で食べる用です。最近欠かさずダッチオーブンで焼き芋を作ってて、それをスペシャルトッピングしました。想像しながら作るのがこんな楽しいのかと、最後ココナッツオイルを購入しました。


アトリエカフェ岬とサロンa Spoonful Of Sugarのご利用については、ウェブページのhttp://peninsula.xsrv.jp/pg4.htmlの方に記載しています。

GARDEN FLATS 平板載荷試験 2017/12/18

地盤改良から3日ほどで強度が出るので、荷重を加えて地盤の耐力を測ります。

平板載荷試験と言って、直径30㎝の円盤で重機を支えてどれだけ沈むかを計測します。


計画建物の重量は800t弱あります。敷地内に1㎥のコンクリートの塊が300個以上運び込まれるようなものです。これを耐圧版面積(≒建物の底面積)で割って1㎡あたりの実際の接地圧を求めます。この接地圧の数値にさらに、建物の傾き易さ、転び易さの倍率を掛けて、長期的、短期的に必要な地盤の支持力が既に算出されているので、現場で仮想的に小さい面積に置き換えて必要な支持力を超えるように試験を行います。


30分ごとに載荷圧力を段階的に加えて、その間5分刻みで変位計の数値を記録していきます。寒い中、日陰で地道な作業です。またお願いしたくなる方でした。自分もそう思われるようにと努めます。


今回の目的は、実験地盤面の長期許容支持力が長期設計支持力より大きいことを確かめることです。長期で見るのは、つまり数値上は短期の地震による転び易さより長期の沈下が気掛かりな建物という分類です。最大荷重時の沈下量は僅か0.4㎜弱で盤石な地盤を形成していました。この時点でまだ地耐力に十分余力があります。

次回は地業と言って、建物の基礎と地面の接する部分を作る作業です。

GARDEN FLATS 地盤改良 2017/12/14

遣り方と言う建物の位置を決める作業が済み、地面に青い線で地中梁の位置が描かれています。今回は浅い支持層にベタ基礎と言って分厚い板状の基礎を作ります。下駄の歯のような地中梁の底面は支持層に到達するため、それ以外の四角に区切られた線内の盛り土を改良します。

黒っぽい土が盛り土と言って支持力の弱い層です。この部分に地盤改良用の固化材を混ぜ込んで強化します。


土質調査の結果と現場全体が一致しているとは限らないので、支持層である砂質土(黄色っぽい部分)が適正な深さに分布しているか確認しながら進めていきます。この時ゴミや岩など均質な地盤を形成するのを妨げる物は手作業でも撤去します。


灰色の固化材はジオセット263と言う六価クロム溶出量低減型で、飛散しにくい物が使われています。


土と固化材をしっかり混ぜます。


バイブレーションローラーで平らに転圧します。


耐圧版(コンクリートスラブ)の下の捨てコンと砕石敷の厚み分を確保した設計高さに改良した地盤面があることを確認します。


5階建のマンションで杭が無いと不思議な感じがしましたが、建物を上から見ると正方形で外縁部に均等に荷重が掛かる壁の配置となっており、安定した建物であることも優位に働いたと思います。

GARDEN FLATS 土質調査 2016/9/28

今回、既存の建物は建設工事直前に解体する予定で、それまでの期間に庭でボーリング調査をしました。この土質のデータによって基礎の形状が決まってくるので、重要な工程です。

青いドラム缶にベントナイトという乳白色の溶液が入っています。機械で地面に細い穴を掘る際、崩れないように保護します。杭基礎となる場合、このベントナイトが使用されますが、人体に有害である物質を発生させる可能性があるため、酒造に関わる地域では基礎工事の時季を制限したり対策を取っています。


1m毎に穴を掘るパイプを引き上げては調査用の筒を取り付けます。今回は狭い場所での作業となり、手動で打撃をしました。想定した支持層の18mまで筒の接続分解を繰り返します。


最終的に非常に密な砂礫層が出てきました。30㎝貫入させるのに必要な打撃回数が60回を超えます。見ていても嫌になるくらいの作業ですが、確実性を求められる工程です。監理で立ち会わせて頂きました。汚泥の処理なども見届けて帰ります。


調査結果を元に、液状化と言って、地震時に砂粒同士の摩擦が失われて地下水と一緒に動いてしまう現象が起こらないか検討します。

今回は、依頼していた構造設計事務所によると、杭が必要ないという結果になり、灘五郷酒造組合との協議も不要で、工事時季の拘束も無くなり一安心でした。

敷地の前が神社ということもあり、おそらく古くから局地的にも安定した地盤なのだろうと思います。また阪神大震災時にも周辺と比較して被害が少なかったようです。

GARDEN FLATS 形から考える

GARDEN FLATSの工事期間中、iPadで撮っていた写真の整理がやっとついたのでまとめます。

ホントはもっとタイムリーにやりたかったんだけど…

たまたまあった端材をブロックのように組み合わせて螺旋状の形が出来た。

もちろん、それまで様々な要望があったが、施主である母の根本に「私が生涯働いて築いたものを象徴する形にしたい」という言葉があり、それを手掛かりに建築を、空間を所有することの真の贅沢さについて考えていた時であった。

価値観は時代に影響されて変化もするけど、懐かしさの中にある、当時の「あの感覚」っていう漠然とした記憶のようなものは新しい形に普遍的なイメージを寄与する手掛かりになる。それは空気をつくることだと思っている。

幼稚園から小学1年生まで住んでいた家。

このような境界の曖昧な住戸が通学路にもあって、一歩踏み込むと遊び場にもなった。

庇や塀、家として開く向き、頭の中で今想像しているものが許される在り方として、その構成の根拠というか、拠り所にした。

この屋根がひっくり返って積み重なったような塊、あるいは転じて家型を半割にしたような屋外吹抜けが螺旋状に繋がっていく様子、それらが実際の寸法、プロポーションで何を感じさせてくれるか。

また、力の伝わり方や、積み重なった時の重心など、

そして、人が入った時の状況をイメージして、何を拠り所に、人がそこにただ居ることが出来るだろうかと想像してみる。

大学の卒業設計や修士設計でテーマにした木偶の坊のような役立たずの空間が、それでも成り立つように。