SALON a Spoonful Of Sugar の運用⑶ 2020/7/27

SALON a Spoonful Of Sugar は衛生環境の維持、向上に取組む上で以下のウェブサイトを参考にしています。【要請】については規模や事業形態を考慮し、内容を精査した上で適宜実情に沿う形で【注意事項】に取り入れていこうと考えています。

参照サイト: 大阪市「感染拡大防止に向けた取組みについて(6/19)」
イベント主催者の皆さんへとして、「適切な感染防止策の実施・大阪コロナ追跡システム導入のお願い・参加人数及び収容率の目安」が書かれています。
また、休止要請を解除する上での要請として、施設の使用についてとして、「業界団体のガイドラインを遵守すること・施設利用者の追跡対策を要請」が書かれています。

※この大阪市からの段階ではまだ「イベント主催者」として様々な業種の中の多様な立場の方が一括りにされていますが、【業種:ライブ】としてライブハウス協会のガイドラインに絞り込まれた際には「店舗事業者」「公演主催者」「来場者」「公演関係者」など、その場に居合わせる多様な人々への事細かな注意事項が書かれています。特に事業者(箱)と主催者(イベンター)には連帯して管理責任を負わせる形で、イベント開催に向けて支障となり得るように作られているように見えますが、そこさえ明確に出来れば、箱によっては意外と難しくないように感じます。

以下参照

参照サイト:ライブホール・ライブハウスにおける新型コロナウィルス感染拡大予防ガイドライン

店舗事業者(塚口)による具体的な対策
(ガイドラインを a Spoonful Of Sugar において実施する対策に書換え)

対策1. 2階サロンの入口防音扉、3階便所の扉の取手を消毒
対策2. 公演の前後、公演中に換気(必要に応じて換気扇による強運転)
対策3. 対人距離確保のため座席マット位置を動かさないようにお願い
対策4. 客席最前列から2mのステージ位置にマーカーを設置
対策5. 事業者から公演主催者及び来場者に公演中もマスク着用を要請
対策6. 1階玄関付近に消毒液と案内板を設置
対策7. 入口に行列ができることはないので間隔等については講じない
対策8. 1階玄関付近にマスクに関する案内板を設置
対策9. チケット窓口は3階とすることで行列の間隔については講じない
対策10. キャッシュレス決済未定
対策11. 3階飲食可能スペースはカウンターのみとしてトレーを配置する
対策12. 3階の公演前、休憩時などに椅子の配置を変更しないように要請
対策13. 3階の換気は窓を開けることになるため扇風機など新たに設置
対策14. 物販前には物販テーブルなど来場者と共用する物を消毒する
対策15. 楽屋の換気はベランダの窓を少し開け、サーキュレーターで対応
対策16. 楽屋のテーブル、椅子などの消毒に関しては出演者に要請する
対策17. 手洗いにはペーパータオルを設置する(3箇所)
対策18. 3階トイレ前のスペースを整列用エリアとする
対策19. 混雑時の物販は2階と3階に分けることで対応する
対策20. 2階で物販の場合は出演者のみ飲料の持ち込みを考慮する
対策21. 昼/夜公演の間に消毒のため、来場者退場時間を厳密化する

以上

公演主催者(レンタル利用者)による具体的な対策
(ガイドラインを a Spoonful Of Sugar において実施する対策に書換え)
ここでの責任もすべて塚口にあるものとする

対策1. 来場者の氏名及び緊急連絡先については名簿等作成しないこととする
対策2. 来場者への注意事項について、予約メールのアドレスに送信する
対策3. 公演関係者(出演者)の名簿作成については主催者に任せる
対策4. ガイドライン及び現場の対応方針【このサイト】について周知する
対策5. 楽屋用の紙コップを用意
対策6. マイクの消毒は楽屋内で可能なように指示書の作成と掲示
対策7. リハーサル後などもマイクの消毒を実施
対策8. 来場者に入場の際の健康管理に対する要請を玄関に掲示する
対策9. 公演中の注意事項はサロン内にまとめて掲示する
対策10. 公演中の休憩時間の配分は主催者に依頼する
対策11. 公演関係者がサロンと控室の間で手指等消毒できるようにする
対策12. 2階物販時は座席待機、3階物販は椅子を配置して間隔を保つ
対策13. 物販時に個別の消毒スプレーを用意する(各グループに1個)
対策14. 2階サロンの物販用に板と脚の座卓で対面距離を保つ
対策15. 事前周知メールに公演後2週間以内の対応を加える
対策16. 玄関掲示に入待ち、出待ちの注意を加える

以上

ガイドラインの記載順に上から箇条書きした為、まとまりなく列記した形になりましたが、これらの対策を守りながら、ほぼ今まで通りの雰囲気を損なう事なく運営するよう心がけていきます。

また、もし対策に不安のある方がいらっしゃいましたら
t0798262224@hotmail.comまでメールをお送りください。

SALON a Spoonful Of Sugar の運用⑵ 2020/7/27

2020年8月以降にライブを開催するにあたり、サロンの7月現在の状況と今後の対策をまとめます。

サロンは4月から6月までの中断期間を挟み、現在は軽い運動やセミナー形式の利用が再開しています。再開するにあたり衛生面で注意しているのは換気扇の適切な使用のみです。
ライブ利用となるとそのような形式から少し対面的な相互認識の薄い関係も加わり、更に収容人数も増えることから、感染症対策として注意事項に少し手を加える必要があると考えます。対策の内容に触れるのに先立ち、サロンのざっくりとした経緯などをお伝え致します。

サロンを計画していた2015年当時、収益上の理由によるイベント形式や時間的な拘束に囚われず、穏やかな、寛いだ雰囲気を持つ空間を求めて、東梅田のアイドルテラスや日本橋のwktkTHEATERに数回行きました。箱を持ってる所属事務所だと、今回の感染症騒動で政府の指針によって責任を重複的に負わせられた形の事業者と公演主催者は同一人物となり、信頼関係や責任の所在などの不安要素なく、比較的対策を取りやすく、公演を迎えられるようにも思います。

a Spoonful Of Sugar は作りがライブハウス然りとしたものではなく、求めている雰囲気からも、「初ワンマンライブを試しにやってみよう」とか、アットホームな手作り感あるイベントが適しているように思います。

現在、主催者を通してお集まり頂く形式で出演者の皆さまや、お客さまにはその培われた信頼関係に甘える形で、想い描いたような空間の実現に至ります。また、そこからワンマンライブを企画して下さるグループもあり、今後の発展に希望を持たせて頂いてます。箱持ちグループの単独イベントとは形こそ違えど、内容的にはそれに近い親近感のようなものが実現するようにと強く望んでいます。

この度ライブ利用の再開にあたり数カ所の小規模ライブハウス等を見て回りました。それらを参考にした上で、ご来場いただく皆さまが等しくお寛ぎ頂けるよう、適切な対策によりお迎えすることをここに約束します。

対策内容は【SALON a Spoonful Of Sugar の運用⑶】をご覧ください

SALON a Spoonful Of Sugar の運用

SALON a Spoonful Of Sugar は「株式会社 半島」が運営するサロンです。元々、書庫及び会議室として使用していましたが、社外の人々との交流にも役立てようと改修しました。

2020年4月現在、コロナウィルスによる感染症が拡大しており、ご来場の方々に特段の不安なく利用いただけるよう、その時々の状況に応じて設備の拡充、利用の案内等を進めていきます。

世間では様々な対策が講じられていますが、当社では「換気」がまず何より有効であるという考えの下、ご利用時の収容人数に見合った「必要換気量」を確実に満たすよう務めてまいります。

以下にサロンの機械換気設備を掲載しますのでご参照ください。なお、サロン自体の部屋の扱いは一般的な住宅等と同じ「居室」であり、自然換気設備(一般的な窓)が必要換気量を満たす分の開放面積を有しています。しかし、楽器演奏時や歌唱時の窓を閉じた利用実態に即して機械換気設備の使用を当分の間利用者に義務付けるものとします。

【給気】DVS-40SSUK/TOSHIBA×2台。(【排気設備DVF-20MRQ8】も同様に2台ありますが、風量は給気設備よりも大きいため、不利側の給気設備で計算します。)

最大風量:482㎥/h(強運転時)、247㎥/h(弱運転時)

有効換気量V=20×Af(居室の床面積)/N(1人当たりの占有面積)

ここで居室の床面積=57.17㎡である

弱×1台運転→247㎥>V=20×12、よって12人まで入室可

弱×2台運転→494㎥>V=20×24、よって24人まで入室可

強×2台運転→964㎥>V=20×48、よって48人まで入室可

ただし、換気に加えて推奨されている対人距離の6フィートを適用する場合、11人までの入室が可能である。密閉、密集、密接をいかにクリアするか利用形態を鑑みて入室人数を利用代表者と相談するものとする。

何をもって感染終息とするか難しいところですが、集団免疫や穏やかな感染という言葉もちらほら耳にします。オリンピックもありますし、医療後進国との接点も今後の課題としてあるでしょう。まずは各都道府県で病床にゆとりを持った状況を持続させることが重要と思われます。集団感染を避ける意味ではしばらくの間、11人までの入室とすることで利用内容に制限を加えず運用は可能であり、健康的な社会環境の維持に望ましいと考えています。

なお、定款には「不動産の保有管理、賃貸借並びに売買」「飲食店の経営及びそのコンサルタント業務」等を列記しておりますが、サロンの運用はあくまでも「不動産の保有管理」内に収まる範囲とし、一般的に飲食店として運営されている「ライブハウス」とは区別されるものとします。

飲食に対応したキッチンのあるスペースも別フロアにございますが、飲食店として届け出るような調理はせず、利用者が自身で持ち込まれたものをご飲食頂いてます。

GARDEN FLATS 1階壁2階床コンクリート打設 2018/2/23

この建物の一つの大きな特徴として、躯体防水コンクリートの使用が挙げられます。躯体防水とは、固まる前の生コンクリートに混和剤を加えてコンクリートそのものに防水性能を持たせることです。建物が一つの塊として感じられるようにするために防水層や、その押え金物など余計な物が出てくることを避けました。

躯体防水について調べたところ、地下室の施工実績が多いものは何点かありましたが、地上部分についてはタケイ工業さんが強いようで採用しました。バルコニーと屋上の床面に関して保証対象となりますが、壁面にも同じコンクリートを使用しています。関西に支社が無い為、毎回コンクリート打設日に合わせて同じ方に東京から出張で来ていただくことになりました。

監督には施工の際「一発勝負で補修しないで下さい」とお願いしました。コンクリートは施工次第なところが大いにあるので、後で補修できるからと保険をかけた状態で打つとどうしても粗くなり、実際の強度が落ちることになりかねないと思います。防水性能の向上など、技術の革新でカバーできる範囲が広がることは良いことかもしれませんが、素材そのもの本来の性能への依存度が下がり、全体として考えた時にどうなのだろうという疑問が湧きます。耐用年数という指標があっても、良い物が少しでも長く生き続けるようにできるだけのことはしたいと思います。

「カッコイイこと言ってやるだけやらせてやっぱり後で補修してるやん」ってなると、施工者が無駄な労力を使わされたようになるので、担保としては信用しかないけれど、そこは絶対に裏切らないと思われるように努めます。塗り込めることのない手作業の集積としてある建物を求めています。見栄えの悪い部分が多少あっても建物トータルで見たらこれで良いという施主の理解があってこそ許されるやり方ではあります。

1階は少し不具合もありましたが、カバーできる範囲内でした。2階からは注意点が明確になり、満足いく仕上りです。





GARDEN FLATS 1階配筋&型枠工事 〜2018/2/22

1階壁から2階床まで一気にコンクリートを打設するため、鉄筋を組み型枠を建て込んでいきます。打放しコンクリートの外観として見えてくる部分が多いので、細々としたことに気を配り見て回ります。

外観として見えてくる部分は、①型枠の継ぎ目位置、②セパアナの通り、③上階との打継ぎ、❹結束線の錆、❺釘の飛び出し、❻スペーサーの調整、❼木屑の溜まり、などがあります。

①②③は考えた通りの施工が難しければ現場で相談して変更することもあります。現場を見て、イメージを損なうことなくどこまで許せるか判断することになります。今回型枠大工さんには手間と仕上がりに関して、こちらの意図することを出来るだけ汲み取ってもらい、満足する出来栄えとなりました。


❹❺❻❼はその都度自分で手を入れて整えます。❹は型枠面に結束線が触れるような状態でコンクリートを打つと、後々錆が外壁面を伝う恐れがあります。❺は型枠をバラす時にコンクリート内で固まった釘の頭が残って傷になります。❻は柱の主筋など重要な箇所の被り厚さが不足することがないようにタイミングを見て隅っこにねじ込まなければならないことがあります。❼は型枠の細かい切り屑や結束線の切り屑、釘などが打継ぎ目地部分の奥に溜まると汚れになる恐れがあります。


型枠を閉じると手の入らなくなる部分に気をつけてチェックします

もちろん工事の方々にお願いはしますが、イレギュラーなことで手が薄くなる場面が必ずあるので、先回りして自分でやっておきます。ちょっとしたことで後悔するのは非常に残念ですから。そもそも普段そこまでやらないっていうことをお願いしたりしています。


壁貫通の筒の左にスペーサーが見えます

今回スペーサーはモルタル製の物を使用しました。膨張収縮の性質が異なる樹脂製の物を使用するのは出来るだけ避けるべきだというのもありますが、感覚的に強度の劣るものを混ぜ込むのはゴミが入ったようで嫌なものです。外見上コンクリートの塊のようで実は中身は色々な物が入っているって、気になりませんか?とは言え設備配管を埋設する場合はそんなことも言ってられないのだけれど、出来る限りの事をします。


鉄筋の結束については出来るだけ全数に近付くように、最低でも千鳥とお願いしました。構造的にはコンクリートが固まった後の強度に影響ないようですが、固定が緩いと打設作業時の歩行による撓みが局部的に大きくなるので、動いた床鉄筋の下に空洞が出来たり、壁の先端で被りが不足するなど思わぬ事態が発生する可能性があります。


型枠を浮かせて立上りを作ります

特に時間がかかったのが、バルコニー部分の立上り内側の浮き型枠でした。立上りに打ったコンクリートが床へと流れ出してしまいます。また浮き型枠の下側が押されて傾いてしまうので施工中も様子を見ながらになります。

この建物は各階のバルコニーを雨水が回りながら落ちていくので、納まりをこのようにしました。打継ぎを床面に作らないことで、万一水溜りが出来ても、そこから躯体内部へ浸水する危険性を低くします。

GARDEN FLATS 基礎コンクリート 2018/1/23

コンクリート打設日の早朝に水湿しをして、コンクリートが硬化するために必要な水分が他所に吸い取られないように準備します。

写真は桟木で立ち上がりを作り、屋内と屋外の区画を分けている部分です。コンクリートは打継ぎ面からの浸水を極力防ぐことが重要です。この立ち上がり部分はピロティにあり、外郭から奥まった場所で吹き降りの影響もなく、対処として簡素なものにしています。


ミキサー車で運ばれて来たコンクリートの一部を取り出して状態を確認します。

堅さや塩分濃度、空気量を測定して、問題なければ現場に打設し、ダメなら帰って頂きます。検査はすべてのミキサー車ではないので、このコンクリートの状態を基準に品質にバラツキがないか各台チェックします。

検査の作業手順の各必要回数なども立ち会いのもと確認しています。


ぐるりと打ち回し、お昼の休憩です。この時点でだいぶ鉄筋が汚れています。鉄筋とコンクリートの付着を考えると、鉄筋に薄く付いたセメントが先に硬化してしまうのは望ましくなく、一度に一体的にコンクリートを打つことが理想ですが、現実的には難しいところがあります。ホースの筒先を動かしてコンクリートを流し込まない施工が骨材の分離を考えると理想なのですが、動かした分筒先の周りが汚れてしまいます。


ここからは床の高さまで一気にコンクリートを打設します。土間屋さんがレベルを確認しながらコンクリートの分量を調節していきます。少し時間を置いて踏み固めてから土間仕上げに入りたいところですが、実際は打設直後のタイミングで少し踏めるくらいになりました。作業の進捗に合わせて少し手間をかけるように出来たらと思います。


オレンジのジャージ姿が僕ですが、地中梁の鉄筋が入り組んだところをメインにコンクリートを突きました。骨材が詰まってコンクリートの回りが悪くなったり、空洞にならないように目視しながら徹底的に均質に打ち上がるように続けます。

現場で怪我されたら困るし、他の業者の手前やりにくさもあるかと思いますが、容認して頂いた監督に感謝しつつ、いろいろ聞いたり、お願いしたりします。

立ち上がりの鉄筋に着いた汚れをブラシで落としますが、水を切るように口を酸っぱくしてお願いします。余計な水分で重要な打継ぎ面のコンクリートの強度が落ちると問題です。鉄筋を揺すって水が加わると、鉄筋とコンクリートの付着も悪くなります。


本で読んだ限りは踏み固めや再振動締め固めで密実なコンクリートができるとありますが、一般的に実施されていないので、隙を窺いながら床に踏圧を与えることが関の山でした。

ポイントで作業の割り振りを変更して柔軟に対応できたら可能なこともありそうなので、次の課題になります。コンクリートの状態を見計らう経験が重要だし、見誤ると修正がたいへんなことになるので、事前の打合せが必要です。

コンクリートの持てる力を存分に発揮して、設備的な耐用年数を優に超える躯体の空間的な価値を高めたら、いずれ来る解体の危機も乗り越えられるのではないでしょうか。


GARDEN FLATS 基礎配筋 〜2018/1/22

墨出しした位置に地中梁の鉄筋を配筋していきます。

長く見える鉄筋も途中で圧接と言って、圧縮力を与えた状態で溶接して継ぎ足しています。鉄筋に求められる役割として、コンクリートの弱点である引っ張られた時の抵抗力があります。この継ぎ足した部分の強度が低く引っ張られてパリッと割れることがあってはならないので、外観上求められた大きさの圧接玉になっているか、また正確な位置にあるか確認します。

外郭4辺は型枠で押さえています。打ち込む最中にコンクリートから受ける圧力が大きいので、撓まないようにつっかえ棒をたくさん使って支えます。

建物の形が彫刻のような洞窟のような、あるいは遺跡のようなイメージなので、組積造の築造物のような印象になる型枠の継ぎ目の合わせ方を考えました。基礎の一部も露出するため、この時から既に型枠の割付を決めています。


基礎鉄筋の四隅の納まりです。鉄筋が引っ張りを受ける状態をイメージしてみましょう。地中梁同士の接合部であるL字型、T字型の部分に大きな力がかかって引き抜かれそうになります。


壊れないように、鉄筋の先端は折り曲げられています。この折り曲げた部分がカギ状に引っかかり、引き抜きに抵抗してくれます。その長さや、先端が飛び出ていないか(特に底部)、鉄筋相互の間隔がちゃんと開いているか見て回ります。90°真下、真上に折り曲げると先端がコンクリートから飛び出すので、ここでは扇状に角度を付けて配筋しています。

写真は鉄筋が上下とも二段になる部分で、上下各10本ずつをこれから正確に配筋していきます。


地中梁が完成したら床の配筋です。完成したところで構造設計の方と一緒に検査をして、問題がなければ次のコンクリート工事に移ります。

GARDEN FLATS 地業 2018/1/12

これから地中梁を作るための溝を掘ります。前回地盤改良を行った部分以外の土を撤去していきます。


写真は溝を掘り終えて砕石が撒かれた状態です。小型のプレートコンパクター(地面に打撃を与える手押しの転圧機)で転圧しましたが、踏み心地が柔らかく感じたので、捨てコンを入れる前にもう一度お願いしました。

細粒土ではなく砂質土なので、転圧回数を増やした方が締まります。砂の粒が更に細かい細粒土の場合は叩いても余計に悪くなることがあるので注意が必要です。

プレートは小型で頼りなく感じる転圧機ですが、砂質土には何tもある機械より効果があるとも資料にあり、土の締まり具合の判断は難しく感じます。

タンパー(プレートより重量がある)で強く転圧すると思っていましたが、地盤改良を行った部分(灰色)の断層の下部には写真のように砂質土(黄色)が露わになっており、打撃が強いと法面の砂質土が崩れるのでダメという施工者の意見でその判断になりました。


捨てコンを打ちます。短い鉄筋が地面に刺さってますが、予めテープでレベルの印を付けて目安にしていました。基礎底面の鉄筋のかぶり厚さに影響してくるので、ここでも注意が必要です。

5㎝ほどの厚さで、地中梁の墨出し(正確な位置を決める絵描き)の際のキャンバスとなります。



この工程で地面と建物の境界が完成です。

建物の下は完成後おそらく二度と見ることはないでしょうが、ゴミが混ざったりすると気持ち悪い感じがあるので、極力拾うようにします。僕は関与し得る部分の純度を上げて、鉱物のような建物を作りたい。自己満足のようだけど、そのような意識で最後まで接し続けることで何か違うものが完成する可能性があると思っています。


ココナッツチョコとヨガ 2019/2/3

アトリエカフェ岬でココナッツオイルを使ったチョコレートを作るイベントがありました。僕自身ココナッツが大好きで、最近では近所のcafe Roomで週1回はココナッツの入ったグリーンカレーを食べてます。ココナッツオイルをコーヒーに入れて飲んだりしてましたが、こちらは続かず…、いろいろ使い方を聞いてみたいなと思います。

cafe Roomの近くにcocowellというお店があって気になってました。おそらくあれはココナッツ関連商品が溢れる幸せな場所だと。

今回はそのココウェルの方とヨガで毎週利用してくれてる方の合同で初めての試みのようです。人が集まるか不安もあったとのことですが、14人とお子さん2人の満席でした。

で、僕も参加させてもらいました。

高速でココナッツオイルとココナッツシュガー溶液を混ぜましたが、乳化するのに時間がかかりました。ちょっと水分が多かったのが原因かな。

それにしても楽しそう。あまりにも変化ないので途中手伝ってもらいましたが、愛しさに手渡したくない気持ちが芽生えました。


寂しい写真になりましたが、皆さんチョコを作った後は1時間ほどサロンでヨガをしていました。

サロンの簡単な利用はアトリエカフェと同額頂いてますが、ただ今、メイン(長い時間の方)で使って頂いた空間の金額で、もう一方を1時間無料でお貸ししています。

皆さんがサロンで過ごす間にチョコを冷やしつつ、お茶の準備を手伝いました。


ちなみにこちらが僕の手作りチョコです。時期的にバレンタイン前ですが、全部自分で食べる用です。最近欠かさずダッチオーブンで焼き芋を作ってて、それをスペシャルトッピングしました。想像しながら作るのがこんな楽しいのかと、最後ココナッツオイルを購入しました。


アトリエカフェ岬とサロンa Spoonful Of Sugarのご利用については、ウェブページのhttp://peninsula.xsrv.jp/pg4.htmlの方に記載しています。

GARDEN FLATS 平板載荷試験 2017/12/18

地盤改良から3日ほどで強度が出るので、荷重を加えて地盤の耐力を測ります。

平板載荷試験と言って、直径30㎝の円盤で重機を支えてどれだけ沈むかを計測します。


計画建物の重量は800t弱あります。敷地内に1㎥のコンクリートの塊が300個以上運び込まれるようなものです。これを耐圧版面積(≒建物の底面積)で割って1㎡あたりの実際の接地圧を求めます。この接地圧の数値にさらに、建物の傾き易さ、転び易さの倍率を掛けて、長期的、短期的に必要な地盤の支持力が既に算出されているので、現場で仮想的に小さい面積に置き換えて必要な支持力を超えるように試験を行います。


30分ごとに載荷圧力を段階的に加えて、その間5分刻みで変位計の数値を記録していきます。寒い中、日陰で地道な作業です。またお願いしたくなる方でした。自分もそう思われるようにと努めます。


今回の目的は、実験地盤面の長期許容支持力が長期設計支持力より大きいことを確かめることです。長期で見るのは、つまり数値上は短期の地震による転び易さより長期の沈下が気掛かりな建物という分類です。最大荷重時の沈下量は僅か0.4㎜弱で盤石な地盤を形成していました。この時点でまだ地耐力に十分余力があります。

次回は地業と言って、建物の基礎と地面の接する部分を作る作業です。